筋ジストロフィーという難病をもって

自分は進行性筋ジストロフィー、デュシェンヌ型という難病を持っていますが、前向きに毎日生活してます。 人の助けを借りながら小中高大と普通校で過ごし、2016年3月大学を卒業することができました。ここではバリアフリー情報、また障害を持ちながらも普通校を考えている方などに向けて、少しでも自分の今までの体験や生活が参考になればという思いからブログを書き始めました。

川崎の映画館の車椅子席

 

 

映画館に行くと車椅子席が用意してありますが、大体一番前にあることが多く、とても見にくく、首も痛くなり自分もとても大変でした💦

 

 多くの車椅子を使っている方はこれについてとても悩んでいる方がいると思います。

 

なので、もう少しスクリーンが見やすい車椅子席がある映画館はないかと思い、色々行って見ました。

 特に都心に近いほど、車椅子席は1列目が多いと思いました。

 

そんな中、川崎駅の近くにあるTOHOシネマズはスクリーンの見やすい車椅子席が何ヶ所かありました!

 

この映画館はスクリーンが9ヶ所あります。

 

9ヶ所中、3ヶ所は車椅子席は1列目なんですがそれ以外は見やすい席で映画を見ることができました。

 

残りの6ヶ所のスクリーンは車椅子席は2列目にあるのが1ヶ所、3列目に2ヶ所、6列目に2ヶ所、7列目に1ヶ所でした。

 

 

調べたところこんな感じでした↓↓

 

 

スクリーン1
12列あり、車椅子席は3列目左端に2席

 

スクリーン2
12列あり、車椅子席は2列目左端に2席

 

スクリーン3
12列あり、車椅子席は3列目左端に2席

 

スクリーン4
12列あり、車椅子席は1列目左端に2席

 

スクリーン5
19列あり、車椅子席は7列目左右の端に2席ずつ

 

スクリーン6
16列あり、車椅子席は6列目右端に2席

 

スクリーン7
14列あり、車椅子席は6列目左端に2席

 

スクリーン8
12列あり、車椅子席は1列目左端に2席

 

スクリーン9 MX4D
7列あり、車椅子席は1列目右端に2席

 

 

今まで色々行った中では、車椅子席の場所については見やすいところが多いなと自分は思いました。

本当に良かったので、オススメします(^^)

 

車椅子席のある7列目の場所では距離がある程度あり、とても見やすかったです!

 

また、7列目にある車椅子席は左右の端に2席ずつあり、他に車椅子の方がいても大丈夫だと思います。

 

 

ただ、出来ればもう少し後ろで自分は見たいのですが、それでも7列目から見れれば首は痛くなく、リラックスして見れるので良かったです。

 

2.3列目にある車椅子席はスクリーンからは近いですが、7列目に比べると少し画面が小さくなるので、自分はそんなに大変ではありませんでした。

 

この距離だと見にくいと思う方もいると思いますが、自分は実際に見た時は車椅子をリクライニングして見ました。 

リクライニングできる車椅子であれば見やすいと思います。

 

やはり映画館の車椅子席は1列目ではなく、スクリーンから少しでも離れた位置にあれば

首や目の負担が減ると思うので、参考になるとありがたいです。

 

 

 

また、車椅子を使っている方の中で介助の方と行く場合は、隣に座ってもらう必要があると思いますが、中々隣にいてもらうことは難しいと思います。

 

例えば、車椅子席と一般の席の間に柵があったり、手すりなどがあるからです。

柵や手すり側から介助してもらうことになってしまうので、大変です。

 

この映画館には残念ながら隣に座ってもらうことができても、柵や手すり越しで介助をしてもらわないといけないので難しいです。

 

自分自身はいつも介助の方と一緒に行動していて、隣にいてもらわないととても困るので、映画館のスタッフにパイプ椅子を用意してもらうようお願いして、車椅子席の隣に座ってもらっています。

 

ただ、座りにくいのでオススメできませんが、このような対応をしてもらいました。

 

チケットを買う時に椅子をお願いしていますがその際、結構時間がかかるので、早めに言うことをオススメします。

 

介助のこともあるので、できれば柵や手すりなどがないといいなと思います。

また友達と行く場合でも、一緒に見れなくなってしまうのは残念ですしね。

 

 

 

 

 以上ですが、川崎のTOHOシネマズの車椅子席はスクリーン9ヶ所のうち、6ヶ所が2列目以降に席がありました。